らしく、かがやく、あたらしく。

当社は、共に働く仲間(人)にこだわりを持ち続けたい思いがあります。それは介護事業・保育事業・障がい事業における商品とは「人(仲間)」であると考えているからです。各現場で仕事をするには「専門的な知識が必要」と思われている方も多くおられる様ですが、まず何より重視すべきことは「コミュニケーション力」だと思います。お客様のニーズや突発対応の際に(必要な)配慮や気遣いができるかという点では、事業者側目線だけでなく「お客様目線」をどれだけ意識することができるかが重要です。また、スタッフ間においてもチームワークと協調性を保つには「仲間を想う気持ち」が不可欠であるとも考えています。
しかし、知識や技術が不要かと言うとそうではありません。様々な資格取得によって自身をキャリアアップさせることのできる業界ですから「コミュニケーション力」に知識と技術を付け加えることで組織に欠かせない人財へと成長しプロフェッショナルとして活躍の場を広げることが可能です。

介護保険制度では「介護」を提供することに対して「サービス」という言葉が用いられていますが、一般産業で用いられる「サービス」の概念と大差はないと私は考えています。各現場には多職種が属し、それぞれの専門性を生かし連携しながらサービス提供を行います。一方、一般産業においても商品や価値といったサービスを顧客に提供します。国の制度である介護保険には公的資金が投入され利用者負担の軽減が図られてはいますが、両者に共通することは「受け手と送り手の関係性によってサービスは創られている」ということです。
何事も一人できる範囲は限られています。インタラクティブな関係性からお客様もスタッフ(仲間)も「らしく、かがやく、あたらしく。」を共に創造し続ける企業でありたいと考えています。

（株）山陽グローバルパートナーズ 代表取締役
社会福祉法人山陽 理事長

藤井 貴行